2月
冬の間おやすみしていた田んぼをほりおこす作業。
深くほればほるほど、栄養いっぱいのたんぼになるよ!
たくさん耕せば肥料なくても稲がすくすく育つ。
田植えの準備!
土をかき混ぜて平らにならせば、畝が植えやすいね。
水も田んぼに入ってみんなどろどろ!
春に目覚めた生き物もいっぱいいる季節。
どんな出会いがあるかな?
いよいよ田植え!
小さな小さな苗をみんなで田んぼに植えていくよ。
1列になって、一歩ずつ下がって植えるときれいな列になるんだ。
植えた苗がこれからどんどん大きくなっていくのが楽しみだな。
稲が大きく育つためにはたくさんの栄養が必要。
だから雑草をしっかり抜いてあげないといけない。
田植えや稲刈りはみんな知っているだろうけど、草取りって実はとっても大切な作業なんだ。
たわわに実り始める稲が鳥にたべられてしまわないように見張り役をつくるのも田んぼをつくるときに必要な作業。子どもたちの発想でつくられた個性豊かなかかしたちがみんなの田んぼを見守ってくれるね。
いよいよ収穫の秋!9月に入るとすぐに稲刈りがあります。暑さや風を乗り越えて強く育った稲たちを子どもたち自身の手で丁寧に刈り取っていきます。みんな稲の重さにびっくり!刈り取った稲は竹竿で天日干しにするよ。そうすると茎に残った栄養やうまみが穂の方までとどくんだ。
刈り取った稲をお米にするよ!茎とお米の部分を分ける作業。脱穀には千歯扱きや足ふみ脱穀機などの道具を使うんだ。大昔から日本で使われていた伝統的な道具を使える貴重な機会だね。
でも、まだお米には殻がついているからそれをはずしてあげなきゃいけないよ。その作業は「精米」と言うんだ。そうして初めて白いお米と会えるんだね。
みんなで頑張ってつくったお米。食べるときはみんなでお祭り騒ぎ。大きな釜でお米を炊いておにぎりにして、イノシシ汁をお供にいただきまーす!ふっくらたったお米が本当においしいね。思わずみんな笑顔になるよ。